面接対策 先ずは第一印象や経理の面接官はここを見ているでも強調していますが、何と言っても面接は第一印象が非常に大切です。
第一印象が良ければ、本題に入る前にプラスからスタートできます。とても有利です。第一印象が悪ければ、いきなりマイナススタートの面接です。わずか1時間程度の面接で挽回は相当難しいでしょう。
初対面の相手と互いに立ってあいさつする際、まずどこを確認しますか?と聞いたところ「顔全体」と答えた人が最も多く、次いで「表情」、「服装」であることが、リサーチ会社エルネットの調査で分かりました。
調査では、初対面の相手の身だしなみでとこを確認するかも聞いています(上図)。
相手が男性の場合は、多い方から「髪型」(63.9%)、「スーツの着こなし」(45.5%)、「ひげ」(38.2%)、「靴が磨かれているか」(13.8%)、「ネクタイの色や柄」(13.5%)となっています。相手が女性の場合は、「化粧」(70.2%)、「髪型」(66.0%)、「スーツの着こなし」(26.4%)、「アクセサリー類」(13.8%)となっています。
この調査では最初にどこを“確認”しますか?と聞いいているので、顔と答えた人が多かったのだと推察されます。現実には、人を認識する場合、いきなり顔だけを見るわけではありません。全体としての印象を最初に感じ取り、確認のために顔に目が行くのではないでしょうか。ですから、調査結果のように先ず顔が一番大事で次に髪型、スーツというわけではありません。顔、髪型やスーツなど個別の場所ではなく、全体像が第一印象になります。
面接に臨む際には、調査に挙げられている全ての項目(男性の場合:髪型、スーツの着こなし、ひげ、靴が磨かれているか、ネクタイの色や柄)に気を配りましょう。これらは事前にできる準備です。やらない理由はありません。
採用は本来、中身で判断してほしいところですが、応募者も面接官も緊張してる僅か1時間程度の面接では、残念ながらお互い中身まで知り尽くすことは殆どできません。面接官は第一印象の肯定、確認作業を1時間の面接で行なっていると考えておくべきです。