高校卒業後ドラフト指名で阪神タイガースに入団した選手が引退後アルバイトをしながら13年間勉強、公認会計士試験に合格したそうです。

転職の観点からは、退職せずに勤務しながらの資格取得をお勧めしています。やむなく退職の上、資格取得を目指す場合は不退転の決意で臨まなければなりません。

「資格取得を目指して勉強しましたが不合格でした」という説明が転職活動で有利に働くことはありません。合格した場合であっても無職期間が長いと希望通りの再就職は簡単ではありません。

暗記が多くの部分を含む資格試験では直前数ヶ月の詰め込み勉強が合否を左右するというのも事実です。この直前の詰め込み暗記時間を確保できなければ、何年勉強しても合格できないとう結果を招きかねません。

転職活動を考慮しつつ合格を期すための方策は、合格ラインに到達する目処がたった時点で試験数ヶ月前に退職、不退転の決意で試験に臨むことです。
もちろん退職せずに合格できるのであれば、それがベストです。