残業や給与の質問をされたら

– 経理部長の部下採用マニュアル

残業や休日の質問には正直に答える

採用後の短期退職は突き詰めれば、全て入社前後のギャップです。

残業や休日出勤が多い場合に、それを隠すか少なく答えると、早期に退職する可能性が高まります。
辞退されるのが怖いという気持ちもあるかもしれませんが、正直に伝えましょう。
早期に退職されては採用活動の意味がなくなるどころか、労力やコストが何倍にもなって返ってきます。

給与の質問も同じです。応募者の希望に合わせるために、支給するつもりのない(多めの)額を回答してはいけません。入社させてしまえば何とかなるという発想は禁物です。

給与・残業の質問をしただけで候補者を悪く評価しない

残念なことに、給与の質問をする候補者は、カネのことばかり考えていて、良い人材ではないという評価をくだしてしまう面接者がいます。

中途採用である以上、応募者にはこれまでの生活水準や設計があります。配偶者や子供もいるかもしれません。先ず、それを満たすことができるのか否かを確認するのは当然でしょう。逆に全く気にしない方が不自然で気になります。

給与の質問をしただけで評価を下げるのは止めましょう。

休日や残業時間の質問をしただけで、仕事にやる気がないと結論をくだすのも早計です。
候補者は、自分のイメージしている残業時間数と同じ程度かを確認したいだけです。”残業の質問をした=残業をやりたくない”ではありません。イメージと合致していれば全く問題ありません。

営業で見積もりを取るときに、仕事内容だけを確認して金額や工数を確認しない会社は普通ありません。なぜ、採用となると候補者が金額や工数の見込みを企業に確認してはいけないでしょうか。むしろ、そのようなことをきっちりと確認できる人材こそ優秀なのかもしれません。

もちろん、権利ばかり主張して義務を果たさない人材ではないかを見極めなることは必要です。ここで言いたいのは、単に給与・残業の質問をしただけで面接の評価を下げるのは止めるべきであるということです。

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