年収は自分自身の選択の結果

年収アップを図るには中長期的なプランを考える

今の自分の年収は妥当なのか

妥当です。

年収は、勤務先とあなたの間で決められた世の中には他にない相対取引です。他にあなたと同じ人はいませんし、それを評価するのもあなたの勤務先だけです。

現在年収は、2つの要素で決まります。
1. これまでの経験、知識など、あなた自身が様々な選択をしてきた結果。
2. 現勤務先が求めている経験・能力や役割に基づく、現勤務先にっとってのあなたの評価。

したがって、第三者には評価できません。まして、紹介会社が個々人の真の年収を適正に査定するというようなことは不可能です。紹介会社等の年収査定を利用する場合は、結果に一喜一憂せず、あくまでも参考程度に留めるかゲームのつもりで行うようにしましょう。

年収は単に経験の字面だけでは判断できません。例えば、上場企業での連結決算や開示資料作成経験があるとしましょう。そられの経験は上場企業であれば広く通用しそうですが、上場企業では30歳位で年収1000万超の企業もあれば、400万円弱の企業もあります。○○の経験があるかないかだけでは年収は変わりません。

「いや、今の会社では自分のことを評価してくれない。自分の経験能力を活かせない。だから年収が悪い」という声もあるでしょう。しかし、今の勤務先を選択したのは誰でもない自分自身なのです。その判断も含めて妥当ということです。

大切なことは、中長期的に見て、これから先もこの年収ゾーンが自分にとって妥当か?ということです。これからのあなた自身の選択によって、年収は変わっていきます。転職をしただけで、劇的に変わることは一般にありません。今回の選択(転職)によって、自分(の経験・能力)が変わり、その結果として将来的に変わっていくのです。

中長期的なプランを考え、将来への布石として次の転職先を決めることが大切です。