2013/05/06
2013年に希望・早期退職者募集実施を公表した上場企業が34社(2013年4月5日現在)に達したことが東京商工リサーチの調査で分かりました。
3ヶ月で前年(63社)の半数を超えたとのことです。
年初に比べると募集社数に鈍化が見られることから、同調査レポートはアベノミクスによる国内景気改善と分析していますが、私は懐疑的す。年度末と年度始めで単に募集開始を行なわなかっただけであると考えています。
アベノミクスと呼ばれるプロパガンダと裏腹に実際の産業界では、依然として厳しい状況が続いていると見ておいた方が良いでしょう。転職市場も一部業種・職種・期間で活況になることがあっても、全体としては厳しい状況が続くでしょう。