経理の転職で、苦労してこぎつけた面接でも結果を待たずして、これはダメだなと途中で感じる面接が必ずあります。面接開始から数分で感じることもあれば、半ばで感じることもあるでしょう。このようなときにあなたはどうしていますか?
机を蹴って退室するわけには行きませんから、おそらくこうでしょう。「諦めつつも体面上、平静を装って普通の受け答えを続ける」
しかし、それでは何も起きません。時間を割いて面接までやってきた意味もありません。せっかく面接に来たのですから何かを得て帰りましょう。もうダメだなと思った面接を有意義なものに変えることができる唯一の質問があります。
「今回の求人では私に何が足りないのでしょうか?」
思い切って、この質問を最後に投げ掛けてみることです。この質問をすれば、次のチャンスが生まれます。
- 率直に教えてもらえれば、次回以降の他社の面接に活かすことができる
- 誤解されていることがあれば、その誤解を解くチャンスが得られる
万一、答えてもらえなかったり不機嫌な顔をされたりしたとしても問題ありません。ダメと分かっている面接なら、どちらにしても失うものは何もありません。途中でダメと分かった面接を終わりまで我慢して、ただ帰宅するだけではもったいない。聞きにくいとは思いますが、「何が自分に足りないのか」を面接官に頑張って聞いてみてください。そして次回の面接に活かしましょう!
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