「ぜひ当社に入社いただきたい。」
とても嬉しい瞬間です。経理の転職活動での内定に対する返事は、入社するつもりであれば早ければ早いほど印象が良い。できれば数日内、遅くとも一週間以内には諾否を回答しなければなりません。
ただし、数日内に回答できない場合は、先方に相談の上で回答期限を設けておきます。内定受諾後、数日経っても何も連絡がなければ入社する気がないと思われかねません。内定企業と話し合って期限を設けておけば安心です。※補足:昨今はメールのおかげで、みながせっかちになっています。(数日内ではなく)翌営業日までに諾否を連絡できないなら採用企業と回答期限について相談しておいた方が無難です。
内定をもらっても辞退した方が良い場合
内定をもらっても何も考えずに「入社します!」と回答できる人は多くありません。「本当にこの会社に転職して良いのか?」と悩む人がほとんどです。
転職では決断のときに「気になることがあったら入社しない」というのが鉄則です。
直感的に何かが気になる場合は、辞退しましょう。直感というのはとても大切です。直感は、これまでのあなたの経験や得た知識の集大成をもとにあなたの脳が無意識のうちにくだした判断です。理屈で考えるよりも真っ当な答えを導き出していることが多いのです。
「やっぱり○○が気になっていたんだよなぁ。入社しなければよかった。」
直感に従わずに入社すると入社後にこのような後悔をすることが非常に多いです。
直感だけでは辞退できない場合
そうは言っても、離職期間が長い場合や退職時期が迫っている場合など、そんな直感に従っているほど悠長な状況ではない、ということもあるでしょう。
そのような場合は次のステップにしたがって判断します。
- 先ず、入社決断にあたり、気になっている点を洗い出す。
- 次に気になる点が、あなたにとって絶対に許せないものなのか、ある程度我慢できそうなものなのかを考える。
許せないものであるなら、たとえ厳しい状況であっても辞退する。 - 我慢できる問題であれば、最低でも3年以上、我慢しながら勤められそうかを検討する。
3年以上勤続できると思うなら、その会社への入社を決断します。
そして入社後は、5年勤務できるように頑張ります。
3年以上勤務できないと思うなら、たとえ背に腹はかえられない状況であっても入社を見送りましょう。入社しても直ぐに退職するはめとなり、今よりも状況が悪化することは火を見るよりも明らかです。
- 直感で気になる点がある場合は入社しない。
- 背に腹をかえられない状況なら、3年以上勤められるかで判断する
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