国際会計基準審議会(IASB)元理事であずさ監査法人パートナーの山田辰己氏講演での話がIFRSフォーラムというサイトに紹介されいていました。

米国証券取引委員会(SEC)のIFRS適用への判断について「多くの不確定要素がある」としながらも「意思決定は2013年末ではないか」と話した。

日本でのIFRS導入は、2011年6月の当時の金融担当大臣が強制適用の延期を指示した。それまで、監査業界や会計ITコンサルティング業界は、盛り上がりを見せていましたが、一気に冷え込みました。転職市場でもあおるかのようにIFRSという言葉を連発する媒体や紹介会社がいました。

今後も基本的には米国に追随する形になるとの見方が大勢ですので、米国の意思決定が2013年末とすると日本の意思決定はそれよりも先ということになるのでしょう。