2013年1月9日
外資系企業の正社員の数が、2011年は2010年に比べ減少していることがわかった(2013年1月7日 経済産業省発表)。
常時従業者数(金融・保険業、不動産業を除く。以下同じ。)は45.4万人、前年度比▲5.5%減少(前年・当年とも回答のあった企業のみの比較では同▲0.9%減少)。製造業が20.6万人、同4.0%増加、非製造業が24.8万人、同▲12.1%減少
相変わらず官公庁の発表するデータは、集計時点からかなり時間が経過しています。学者の研究目的には問題ないかもしれませんが、通常のビジネスまたは経営目的としては陳腐化している可能性が高いので、利用するときには注意が必要です。このデータも2年近く前の2011年3月時点のものです。
話がそれましたが、転職市場の観点からは今回の発表に驚くことはあまりありません。現在の経済状況からすれば、外資系企業の正社員減少は想像していた通りと言えるでしょう。
下図は外資系企業の業種別正社員数推移。