経理経験年数が応募条件に満たないのですが何か策はありますか?

簡単ではない。が、諦めない

経理求人の応募条件には必ずと言っていいほど経理実務経験年数が設けられています。ジュニアクラスのスタッフの募集であっても殆どの経理求人が3年以上の経理実務経験を求めています。

経理実務経験が1年しかない場合など、条件を満たしていない場合はどうすれば良いのでしょうか。諦めるしかないのでしょうか。

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強い意思があるなら応募を諦める必要はありません。弊社で転職相談を行った方でも転職に成功された方がいらっしゃいます。しかし、簡単ではないことは肝に銘じておいてください。

先ず、数を打つ覚悟が必要です。できるだけ多くの企業へ応募しなければなりません。大前提として地道な努力が必要です。虎の巻のようなテクニックはありません。ただし、書類選考通過の可能性を上げる細かい方策はあります。それは後述します。とにかく1社や2社、断られたくらいで諦めるようでは経験年数を乗り越える転職は無理です。新人営業マンになった気持ちで頑張りましょう。

経理経験が意外と多いと思わせる

書類にも第一印象があります。経理経験に関する記述が10行、営業経験が40行の職務経歴書をみれば、経理経験が少ないことは記述幅(行数)から判断して一目瞭然です。ひと目で経理経験が少ないと分かれば、採用担当者は中身を読みません。これでは選考の俎上のも載っていません。このような残念な結果にならないようにする方法があります。

経理経験年数が営業経験よりも少なくても、営業経験よりも経理経験の行数を多く取るのです。一所懸命、経理実務経験を事細かく詳しく書きます。思いつかなければ、簿記の参考書の目次などを見れば、意外と抜けていたものを見つけることができます。詳しく分からない業務だからなどといって躊躇する必要はありません。そもそも1年の経理経験しかないのであれば、採用担当者は個別の経験内容についても相応の経験の量として見ます。あなたが心配して遠慮する必要はありません。また、業務の具体的な深度は面接で行うものです。書類選考の段階で気にする必要はありません。経理経験年数が営業経験より少なくても関係ありません。経理経験の記述量を増やしましょう。

例えば半分以上を営業で過ごした30歳前後の方であれば、職務経歴書の記述幅の割合を経理経験:営業経験=8:2程度まで持っていくのが理想です。そうすれば、経理経験が多い応募者という第一印象を与えられます。書類を見てもらえる機会を得られるのです。経理の記述幅が大きいので、年月ををよく見ずにそこそこの経験があると早合点して、面接に呼んでくれる可能性もでてきます。

経験の質・中身の土俵に持ち込む

通常なら○○日かかる△△の作業をxxの工夫をした結果、△日で終えることができたとか、たまたま上司が不在であったために本来上司が行うべき○○の業務も行い、△△のノウハウを習得したとか、通常業務に加え会計システム導入を行った(何が問題でどう解決した、将来の課題まで言う)とか、経験年数の未達分を補える材料を職務経歴書に記述します。過去の業務を振り返り何か年数不足を補えるものを絞り出します。

加えて、経理経験年数の少なさを上回る知識、能力や成果を客観的に記述することも必要です。年数勝負の土俵で戦ったら負けは確実です。年数ではなく、経験の質や中身勝負の土俵に持っていくのです。中身勝負に持っていけない場合に可能な方策は、現(前)勤務先の残業が異常に多い場合で、年数でみたら少なくても時間数でみたらそれほど少なくないということを数字を使って提示することしかありません。

人材紹介会社を使っていても同じ

経理経験年数が足りない場合で紹介会社を使っている場合に一つ問題が生じます。紹介会社の担当者が応募条件である経理経験年数を満たしていないとの理由から求人企業へ応募書類を提出してくれないという事態が生じることです。

これに腹を立ててはいけません。担当転職コンサルタントにしてみれば、真面目に仕事をしているだけです。

3年以上と言われているのに”何の理由もなく”2年の経験しかない人を紹介したら求人企業から「話を聞いてなかったのか!」と怒られます。

そう”何の理由もなく”紹介すると怒られるのです。逆に言えば何か理由を付ければ紹介できるとうことです。

理由はあなたが考える

年数未達なのに紹介会社が企業にあなたを紹介する理由を考えるのは応募者であるあなたです。転職コンサルタントが考えるのは無理です。転職コンサルタントは仕事をしてきたあなたではないし、人材を探している企業でもありません。全くの第三者です。あなたが考え、転職コンサルタントが求人企業へあなたを紹介できるようにしてあげるのです。

通常なら○○日かかる△△の作業をxxの工夫をした結果、△日で終えることができたとか、たまたま上司が不在であったために本来上司が行うべき○○の業務も行い、△△のノウハウを習得したとか、上述の質・中身の土俵に持ち込む場合と同じです。

求人企業がそれなら経験が少なくてもあってみようかなと思える材料をあなたから提示します。応募条件を満たさない中、成功を勝ち取るのは簡単ではありません。簡単ではありませんが成し遂げている人がいるのも事実です。

年数不足なら覚悟を決めてチャレンジ

  • 数を打つ覚悟をする
  • 経理経験の記述幅を多くする
  • 質・中身の土俵に持ち込む





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チーフ コンサルタント

投稿者: チーフ コンサルタント

経理の転職相談を専門に年間約200人の経理の方と面談。以前は、総合商社本社の税務部門、経理部門、および海外法人にて業務に従事。本社 主計部・経理部での業務のほか、インフラプロジェクトの国際税務担当として、タイ、マレーシア、インド、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ウクライナ、エジプト、カザフスタン、ロシア等に赴く。その後、Big4国際会計事務所にて、ブランド価値評価、移転価格、業績評価コンサルティングに携わる。(米国公認会計士)