そもそも人間関係の悪化は結果であり、例えば仕事のやり方のついての意見の相違など、その原因があるはずです。

その原因を転職理由として説明する方が正しいですし、聞く側の誤解も生まれにくいでしょう。人間関係の問題は、その当事者同士だけの関係から生じるのではなくそれまでの経緯、当事者を取り巻く諸環境(業務の多寡・当事者以外の人々・業績など)も影響しています。面接という限られた僅かな時間内に第三者がそのような状況を正確に理解することはできません。面倒な問題を起こす人物との評をくだされてしまう可能性を否定できません。

人間関係の問題を第三者である選考者に正確に理解させるのは非常に難しい。小説家なみの人間の心情を伝える能力、雄弁家なみの説得能力が求められます。その自信がなければ、選考者に問題人物と誤解される可能性があります。

結果として、人間関係の問題で転職する場合、その原因(例えば仕事の進め方(面接では具体的な例を挙げる必要があります))を見つけ、人間関係の問題とは切り離して(人間関係の問題という文言には触れない)、その原因を転職理由として説明しなければなりません。原因を見つけられない場合やそれを上手く説明できない場合は、人間関係とは全く別の転職理由を述べる方が得策かもしれません。