経理の転職では面接官の印象に残らなければ内定はない

実は、経理の転職面接では、全く問題外という結果で落ちることはあまりありません。可もなく不可でもなく、X(バツ)ではないけど○(マル)でもないという理由で落ちることが大半です。

「悪くないんだけどね~。」
採用担当者からよく聞く声です。景気が良く人材が逼迫している状況なら、○(マル)までいなかくても、Xでなければ合格することも多いのですが、人材が逼迫していない状況下では○(マル)でなければまず合格しません。

中途採用の面接官は、数日~数週間にわたり何人も面接します。特徴のない応募者は、一日二日もすれば、具体的にどのような人だったのか忘れてしまいます。結果、面接官は「経験が足りない」というようなありきたりの理由を添えて断りの連絡を応募者にします。

内定への第一歩は、面接官に自分を印象付けることです。面接官の印象に残らなければ、一日二日で具体的にどのような人だったか忘れられてしまう=その他大勢です。実質的には選考の対象になっていないということです。内定を勝ち取りたいなら、その他大勢から抜けださなければなりません。

その他大勢から抜けるのは簡単なこと

いわゆるキャラが立つ人は自然体でいけば良いですが、普通の人は、どうしたら良いのでしょうか?

実はそれほど大層に考える必要はありません。

その他大勢から抜け出すためには、仮に皆を100という数字で表すなら、150になる必要はありません。あなたは、105、いいえ、101になるだけで良いのです。皆が100なのですから101、たった”1″の違いを出すだけで、その他大勢から抜け出すことができるのです。50も他の人との違いを出すとなると大変ですが、”1″の違いなら誰でもできます。むしろ、50も違いを出すと奇抜になりすぎて敬遠されかねません。”1″の違いが良いのです。

  • 面接官が現れるまで座らずに待つ
  • 面接官が現れたら笑顔で応える
  • 面接官の名前を言う(質問するときの冒頭等に)

上のような些細なことでも、その他大勢の応募者と差がつけられることが多いのです。

1.面接官が現れるまで座らずに待つ。

面接で会社を訪問、案内の方に会議室に通されて「お掛けになってお待ちください」と言われれると、殆どの応募者が不思議なくらい素直に座って待ちます。そこで、あなたは座らずに面接官が現れるのを待ちます。人が立っていると会議室に入った瞬間の雰囲気が相当違います。いつもと違う雰囲気が印象に残ります。立って待っていたのかと好印象を持つ面接官も多いでしょう。

2.面接官が現れたら笑顔で応える

面接では、やはり緊張のあまり顔がこわばっている応募者がほとんどです。そこで、あなたは面接官を笑顔で迎えます。これだけで殆どの面接官があなたに良い第一印象を抱きます。

ほとんどの応募者がこわばっていますので、印象付け効果は絶大です。もちろん作り笑いはいけません。作り笑いは相手にも分かります。

笑顔は転職後も役に立つ一生もののスキルです。苦手な経理の人は、この機会に心からの自然な笑顔を作る訓練をしましょう。

3.面接官の名前を言う

面接官に質問をするときは、必ず面接官の名前を呼びかけてから質問します。例えば、「○○さん、御社ではどのような・・・」といった具合です。自分の名を呼んでくれる人は印象に残ります。

面接では名刺を貰えないことが多いので、最初に面接官から「経理部の○○です」と自己紹介された時に聞き取れなければ、その場できっちりと再確認しておきましょう。その場で覚えてしまうことが望ましいですが、自信がなければメモしておいても構いません。面接官の着席と同時にノートを開き、日付を入れて相手の名前を記入すれば、自然ですので面接官に見られていても問題ありません。最初にノートを開き記入する態度は、むしろ好印象かもしれません。このタイミングよりあとに面接官の名前をノートに書いていると不自然です。

以上は誰でも簡単にできるその他大勢から抜け出す方法です。書類選考を通過している時点で、経験・知識はどんぐりの背比べ状態です。面接に進んでもその他大勢の一員になってしまうと、実質的には選考されていないのと同じです。真の選考対象となるためには、このような些細なことからでもよいので、その他大勢から抜け出ることが肝要です。

photo credit: tedmurphy via photopin cc



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チーフ コンサルタント

投稿者: チーフ コンサルタント

経理の転職相談を専門に年間約200人の経理の方と面談。以前は、総合商社本社の税務部門、経理部門、および海外法人にて業務に従事。本社 主計部・経理部での業務のほか、インフラプロジェクトの国際税務担当として、タイ、マレーシア、インド、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ウクライナ、エジプト、カザフスタン、ロシア等に赴く。その後、Big4国際会計事務所にて、ブランド価値評価、移転価格、業績評価コンサルティングに携わる。(米国公認会計士)