簿記とは、

企業などの日々の営業活動を帳簿に記録、損益額や資産・負債の状況を算出する技法です。通常は、少なくとも1年単位で帳簿を締めて、貸借対照表と損益計算書等の財務諸表を作成します。

簿記検定とは、

その簿記の知識がどの程度あるのかをはかる試験です。多くの企業が経理の中途採用で、簿記○級以上と応募要件を設けています。

経理職の方には必須

経理職に就いている方で転職を検討している方や経理職に就きたい方は必須の資格といってよいでしょう。

中途採用の応募条件になっている

多くの企業が中途採用で応募要件として簿記資格を設けています。一般的には日商簿記2級以上を掲げている企業多いでしょう。
昨今は会計ソフトにより簿記を知らなくてもソフトの使い方を知っていれば入力という事務作業を行うことは出来ます。しかし、簿記を知らなければ間違いにも気付きま せんし、仕訳(入力)を行った結果である財務諸表の意味が分かりません。企業が経理社員を求める場合、入力作業の出来る方ではなく、簿記の分かる方を探し ています。

経理の実務能力アップにも役立つ

転職を考えていない経理職の方でも基本を見直して、自分の知識を再整理するためにも非常に良い勉強となります。また、試験の回数が多くはなく発表に時間も掛かるので、いざ転職となったときには間に合いません。いざというときのために、時間があるときに知識の再整理も兼ねて予め受検しておくことをお勧めしま す。経理系の方にとっては非常に重要な検定試験です。

営業系の方にも役立つ簿記資格

経理系職種の方だけでなく、営業系の方でのポジションが上になり、予算や業績の管理を行うようになる場合には必ず役に立つ知識です。