転職市場の回復を反映か

(財)日本生産性本部が2014年春に行った新入社員へのアンケートによれば、「条件のいい会社であればさっさと移る方が得だ」とする回答が 10 年ぶりに3割を超え(30.9%)ました。

10年前の2004年といえば、2000年前後の多数の地方銀行破綻による金融不安が落ち着き、「第二新卒」という言葉が転職市場で盛んに使われ始めていた頃です。新卒入社後数年経過した20代半ばまでの若手が転職市場でもてはやされます。その後、不動産プチバブルなどと言われ、我が国の景気は上調子です。100年の一度の大不況といわれた2008年のリーマンショックまで続きました。

同アンケートで最も高い数値を記録したのは1999年。43.6%が「さっさと移る」と回答しています。インターネットが広く普及し始めたITバブル最高潮の頃です。ベンチャー企業が勃興、ベンチャー企業の求人が急増、大企業からベンチャー企業への転職も珍しくなくなりました。

現在、転職市場は、いわゆるアベノミクス景気でリーマンショック前に戻りつつあると言われており、その求人状況がこの新人の回答にも現れているようです。





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