志望動機が明確でない
転職サイトのエン転職コンサルタントが行ったアンケートによれば、65%の転職コンサルタントが転職希望者が面接で失敗する原因として、「志望動機が明確でない」ことを挙げました。
次いで「企業研究が不足」「転職理由がまとまっていない」が多い回答でした。
リンク→ http://corp.en-japan.com/newsrelease/2014/2713.html
転職希望者からすれば、超人気企業ならいざしらず、似たり寄ったりであったり特徴のない企業であったり、いちいち個別の志望動機なんて考えていられないという気持ちは分かります。面接では必ず聞かれるたかが志望動機。されど志望動機です。
上述のアンケートでは、失敗の要因として挙げられていますが、正確には成功できない要因と言ったほうが良い。面接では、ほとんどの応募者が差し障りのない、ありきたりの志望動機を述べます。みんな同じなのです。
ほとんどの応募者が同じ
採用企業から見れば、特徴のない人材、魅力のない人材に感じてしまうのです。これでは面接をパスできません。あなたは印象に残らないその他大勢の一人に埋もれてしまうのです。成功するためには、他と違わなければなりません。
奇抜である必要はありません。いや、よほど自信がない限りは奇抜な志望動機はお勧めしません。ただ少しだけ人よりも多く企業を研究し、志望動機を考える。これだけで違ってきます。多くの人が思ったよりも企業研究をしていません。
例えば上場企業に応募する場合、経理職のどれだけの転職希望者が応募企業の決算短信、有価証券報告書や決算発表資料を面接前に読んでいるでしょうか。
それらの記述内容の一部を志望動機に織り込むだけで採用企業の印象は驚くほどに違ってきます。有価証券報告書には、【対処すべき課題】といった項目など、面接の受け応えで使えそうなものが沢山あります。
僅かな違いが大きな結果をうむ
転職活動の成功とは他の応募者との比較です。他の応募者に勝つことです。そう勝てばいいのです。大差をつける必要はありません。その他大勢が80点なら、あなたは81点を取ればいいのです。ほんの少しだけ他人より多く時間を割いて、ほんの少しだけ他人よりも多く事前に研究すればよいのです。
ほんの少しだけ他人より努力する習慣をつけましょう。将来の大きな差につながります。
まとめ
- 他の応募者より僅か1点多く採れば良い
- ほんの少しだけ人より多く努力れば良い
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